悶々と過ごしたバンコク

タイ

中国、ベトナムを抜け、カンボジアへ入国。カンボジアで1ヶ月過ごし、タイへ入国しました。

(2019.4.20~2019.4.26)

タイへ入国

カンボジアのシェムリアップを夜中に出発し、夜行バスでバンコクへ。

国境ポイペトに朝到着し、タイ側へ入国。

このカンボジア出国とタイ入国が地獄でした。

旧正月の後だからなのか、そこにはたくさんのカンボジア人とタイ人。暑さの中、合計3時間ほどの出入国の手続きを経て、タイへ入国。

その後、同じバスでバンコクへ。

バンコク到着

バンコクへ到着するも、バスで寝過ごしカオサンに到着。

宿はバックパッカーの聖地であるカオサンではとっておらず、誘惑の街、ナナ駅、アソーク駅付近で宿を事前予約していました。

仕方なくカオサンで降りて、早速SIMカードを探し求めるが、どこのコンビニにも置いていないとのこと。合計10件は周りました…。

とにかく宿の近くのナナ駅に行こうと移動。

やっとのことでナナ駅近くの怪しいショップでSIMカードを購入。もうSIMカードがないと生きていけない旅人になってしまいました。

そして、宿にチェックイン後、夜のナナ駅付近を散策。

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ナナ駅散策

夜のナナ駅、アソーク駅はとても面白く、最もバンコクという街を感じられる場所ではないかと思います。

日本で例えるなら新宿の歌舞伎町という感じ。

アソーク駅にはターミナル21という綺麗かつ巨大なショッピングモールがあるのですが、そこを降りてフラフラ歩くとたくさんのレディーボーイ(オカマ)達。

本物の女の人もいるようなのですが、整形美容技術がすごすぎて、判別不可能です。

道端に立っており、「一晩どう?」と声がけしてきます。ナナ駅からアソーク駅に行く間に100人ほどいました。

他にもいろんな光景が見られます。

立ちんぼと一緒に裏路地へ消えていく西洋人。ゴーゴーバーに飲み込まれていく日本人。怪しいものを販売している屋台。酔っ払って吐きまくっている人。マクドナルドにて日本人妻に怒られ、そして呆れられている日本人夫の修羅場。

ぶらぶらと街を歩くだけで飽きることがありません。

また、ここらへんの屋台でご飯を食べると、それらのレディーボーイと相席のようになります。

どこから来たのか、何歳だとか、というとりとめのない話から始まり、タイのオススメの場所はどこか、という真面目な話になり、最終的にお酒おごって!か一晩どう?という話になりますので、断って退散です。

これらの話が面白く、ナナ駅では屋台飯でよくご飯を食べてました。

逆に昼はどうするかというと、全く何もしません。暑すぎます。

暑すぎて昼間は店や客引きもやる気がありません。

暇すぎてビリヤードを何回かやりましたが、少しやるだけで汗びっしょり。ビリヤードってこんな汗ダラダラでやるものだっけ?と集中力も続かない…。

ビリヤードを通じて数名のタイ人の方と仲良くなれたのは良かったです。レディーボーイですが…。

ルンピニー駅へ

なんだか3日ほど過ごしたナナ駅にも飽き、タイのバンコクに来た最大の目的である予防接種を受けるためにルンピニー駅付近のドミトリーに移動。

わざわざ移動する必要もなかったものの、少し違う街にも滞在してみたかったためです。

ルンピニー駅付近の宿のドミですが、これがまた濃いメンツ。

ルンピニーの街自体が昔からカオサンに次ぐ、長期旅行者の沈没エリアとして有名だったようで、ドミの部屋に入ると部屋の退廃具合がすごい。散らかりまくりの汚い洗濯物の塊。

イギリス人3人とタイ人1人。

その3人のうちの1人がずっと宿の屋上でマリファナ野郎。そして、またもう1人は夜のルンピニーをスケボーで駆け巡るスケボー野郎。そして、最後のイギリス人は、学校の先生の仕事を探しながら、タイで住む場所を探しているおっちゃん野郎。

タイ人はひたすら勉強している真面目な学生でした。

結局タイの真面目な学生以外の方と仲良くなり、夜のルンピニー屋台最高だぜと案内してもらったり、宿の屋上で一緒にビール飲んだり。

憂鬱な日々

昼間は外に出歩く気にならないほどの暑さ。宿で昼間は寝て、夕方ごろになるとごぞごぞと動き始める生活。他のドミのメンバーも同じような感じです。なんだか40度の灼熱の中、出歩くことに対してものすごく憂鬱になっていました。

そんな中、ルンピニー駅付近で真面目に働いているタイ人を見ていると、自分はこんな旅をして何がしたいんだろう…。こんな旅ならさっさと日本に帰って働いた方がいいんじゃないかとさらに憂鬱になってしまいました。

いざ、観光に行こうとしてもベットから体が動かない。おそらく慣れない暑さに夏バテになってしまっていたのではないかと思います。

また、バックパッカーとして汚い格好で、綺麗に都市発展していくバンコクの街を歩くことに恥ずかしさを感じていたのも一つの要因かもしれません。

バンコクは想像以上の都会になってしまっています。おそらくカオサンあたりも、数年後には地下鉄や電車が延長し、アクセスが良くなってしまうとバックパッカーが居づらくなるようになってしまうのかもしれません。

ルンピニーの宿の屋上から眺めるバンコクの夜景が綺麗で、逆にここから離れたくて…。

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予防接種

うじうじばかりしてられない!と、ルンピニー駅に来た最大の目的である、有名なスネークファームというところにある病院で予防接種を受けてきました。

受けたのはA型/B型肝炎、腸チフス、日本脳炎の3種類。黄熱病は日本で受けたため、受けませんでした。

注射自体はあっという間に終わり、夏バテ対策のため、近くの日本食屋さんで鳥の唐揚げ定食を食し、宿へ帰宅。

とにかく目的は済ましたのでさっさとバンコクから立ち去ろうとバックパックを抱えてバンコク北部にあるバスターミナルへ。

タイのバスターミナルが綺麗で面白い。

お坊さん専用の待合所がありました。

ミャンマーへ

ミャンマーのヤンゴンは5月末ごろから雨季が始まり、まともに観光できなくなる可能性があるとのこと。

ミャンマーは世界放浪で絶対行きたい国のひとつ。

バンコクからミャンマーとの国境の町、メーソート行きの夜行バスに乗って、とっととミャンマーに入国することにしました。

罪悪感を感じたバンコク。旅する意欲を一時的に失い、日本に帰ってしまおうかと悩んだバンコク。そんなバンコクを去り、いざ、ミャンマーへ。どんな国だろうかミャンマー。

この記事は他の記事に比べ、全く写真がありません。好きなことである写真を撮るということに対して全く意欲が湧かず、悶々と過ごした日々。たったの数日なのにやたらと長く感じました。

最後に小林紀晴さんの「アジア旅物語」

いまならこの言葉の意味が分かる気がする。

こんな部屋の中に身を置いていて旅をすることとは何だろうと思った。部屋のベッドに横になっていても、そこに夢も、冒険も、旅で何かを求めるということも何も存在しない気がした。僕はここにいて、何を見たらいいのだろうかと思ったのだ。ここにはただの汚れた部屋があるだけ。その中で僕はここから何を感じればいいのだろうかと思った。東京から逃げてきたのに、ここからさらに逃げ出したいと思っているどうしようもない自分の姿があった。

小林紀晴「アジア旅物語」
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