中国ではノービザで入国可能な15日間を過ごしました。中国では上海から入国し、南京、合肥、西安、成都、昆明、ベトナムへの国境の河口へとバス、鉄道で移動しました。

宿泊等や移動、観光などは基本的にバックパッカースタイルです。
・安く旅することに特別なこだわりはなし。
・宿はドミトリーまたは比較的安めのホテルです。
・高級レストランには行きません。
・移動は陸路メイン。基本的にバス、鉄道です。タクシーはあまり使いません。
・嗜好品は飲み物やおやつ、カフェ代などです。お酒はあまり飲みません。
・中国までの船での移動費用23千円は除外しています。
本記事では、中国15日間の旅での費用・注意点についてまとめました。
目次
15日間の中国の費用について
15日間合計 | 1日あたりの費用 | |
食費 | 9261円 | 617円 |
交通費 | 22689円 | 1512円 |
宿泊費 | 12261円 | 817円 |
観光費 | 4296円 | 286円 |
日用品・嗜好品 | 2539円 | 169円 |
その他 | 3625円 | 241円 |
合計 | 54671円 | 3644円 |
食費:617円/日
中国の食費は非常に安く、現地の方が行く店では1食あたり250円~350円ほどで満足して食べることができます。ちなみにマクドナルドのセットは350円~500円ほどでした。
僕の場合、1日あたり617円、1食あたり206円ですが、風邪のため食べないときがあったり、現地の方の手伝いをしてご飯をご馳走してもらうということがありましたので安くなっています。
交通費
基本的にバス、鉄道を使用しました。中国では移動費用が非常に安いです。バスの予約は窓口で行いました。
鉄道の予約は窓口またはTrip.comを使用しました。Trip.comでは予約した番号を窓口で見せるだけで発券してもらうことができ、予約もネットでできるので楽チンでした。
鉄道での移動やバスでの移動を比較するのには”去哪儿旅行”という中国のアプリが便利でした。
しかし、このアプリは中国の方のみしか使用できません。ですので、このアプリを使ってチケット状況を調べ、このアプリの画面を窓口で見せて購入するということで便利に使うことができました。
バス
中国ではバスでの移動が非常に安いです。上海から南京までバスで1800円、合肥から西安まで深夜バスで4700円です。貧乏旅行をする場合は、バスに乗ることが必須です。
地下鉄
今回の中国の旅で行った街全てで地下鉄がかなり発展しており、こちらも30~80円ほどで利用できます。終点まで利用しても100円ほど。安価で利用できます。
タクシー
タクシーは数回使用しましたが、怪しくないタクシーを利用したところ、メーターが設置されており、12km30分の運転で500円ほどで利用できました。
利用する場合は中国版Googleマップの百度地図をダウンロードしておくと、運転手さんに行き先を伝えたいときに安心です。
深夜鉄道
2段シートや3段シートがあります。バスよりも時間がかかったり、バスよりも安いこともあります。
成都から昆明に行く際に利用した2段シートでは18時間かかり、6800円ほど。昆明から河口まで使用した3段シートでは8時間ほどかかり、2000円ほどでした。
高速鉄道
新幹線のような乗り物です。値段が高いですが、移動時間を短くすることができます。
西安から成都まで高速鉄道を利用しました。4時間ほどの移動時間で4800円ほどです。
宿泊費:817円/日
中国の宿泊では基本的にエクスペディアやBooking.comを使用しました。
中国では外国人が泊まれない宿が多く、現地に行って探そうとしても苦労します。ネット上で表示されているホテルは特別な記載がない限り、外国人OKの宿ということになります。
僕の場合、宿泊費は1日あたり817円です。深夜鉄道を使用しているので1泊の平均費用はもう少し高くなります。
基本的にドミトリー使用で1日600円~900円ほどで宿泊することができますす。僕の場合は、合肥で外国人可の宿が見つからず、1泊3000円のダブルルームにも泊まっているので平均費用が高くなっています。
観光費
観光はあまりしていません。それぞれ支払った金額の参考例を下に記載します。
・西安城壁の入場費850円
・成都パンダ繁育研究基地の入場料900円
・西山森林公園の龍門入場料1000円
・雲南民族村の入場料1500円
嗜好品・日用品
飲み物代やスイーツ、カフェなどの費用です。中国では風邪のため、お菓子をコンビニで買い、暴飲暴食していました。
その他
風邪薬や携帯の充電器、ティッシュペーパー、SIMカードを購入しました。
中国の風邪薬は200円ほどで5日分ほど買うことができ、とても安いです。SIMカードは1ヶ月10GBで1000円ほどでした。
中国での旅の注意点
中国の旅での注意点についてまとめました。
外国人宿泊不可のホテル
外国人が泊まれないホテル、宿がたくさんあります。旅の序盤はエクスペディアやbooking.comを使用していなかったのですが、宿を見つけるのにとても苦労しました。
これらのアプリを使用してからは簡単に、かつ、安く、ユースホステルなどのドミトリーに宿泊することができました。
予めアプリのダウンロードや登録をしてから旅をすることをオススメします。
ネット規制
中国国内ではやはりGoogleやLINEなどのサービスを使うことができませんでした。
これらの規制を回避するために予め日本でVPNサービスに登録しておくことをオススメします。
英語が通じない
全くと言っていいほど英語が通じません。そして、話せる話せない関係なく、中国語でまくしたてられます。そして、中国人はジェスチャーをしてくれません。値段を聞いてもジェスチャーで示してくれないことが多いです。
自分の意思だけでも伝えられるように、数字や「私は中国語が話せません」や「私は〜したい」という文章や簡単な挨拶を事前に覚えておくのが必須です。
また、料理名の基本的な単語を覚えていくと、屋台で希望通りのおいしい中華料理が食べられます。
ぼったくりや犯罪は少ない
ぼったくりや犯罪は少ないように感じました。
そもそもぼったくりは1回もされませんでした。
犯罪に巻き込まれそうになったこともなく、安心して旅ができました。カメラも常に出しっ放しで旅をしていました。そもそも中国人がカメラを観光地でさらけ出していました。
しかし、やはりスリはあるようなのでポケットのスマートフォンなどは注意が必要です。
SIMカードを事前購入しておくべき
日本で、中国国内用のSIMカードを予め契約することができるようです。
中国に入国してから購入しようとしても英語やジェスチャーが通じないの、予め日本で契約しておくと安心です。
中国を旅してみて感じたことが、スマートフォンが使えないと相当旅の難易度が高い、ということ。SIMカードは必須だと思いました。
さらにスマートフォンが使えない、ということを防ぐため、モバイルバッテリーの持ち運びも必須です。
ティッシュペーパーは必須
ティッシュペーパーもしくはトイレットペーパー必須です。中国ではトイレに紙を流さず、トイレ個室内に置いてあるゴミ箱にお尻を拭いた紙を入れます。
ティッシュペーパーはなくても中国で安く買えますが、常に持ち運ぶ必要があります。
歴史を学んでおくと良い旅ができる
中国の歴史、三国志を知っていると中国では楽しい旅ができます。
僕の場合、歴史を知らなかったので、あまり観光地を見ても楽しめないということになってしまいました。
知らない場合も絶景地やパンダ、中国の食事や生活を感じることができるので十分楽しめますが、知っているとより良い旅ができます。
最後に
中国での旅では食費・宿泊費で1日あたり1400円ほどの旅となりました。
体調不良だったことと、事前リサーチが不十分だったために高いホテルに泊まることになってしまったことにより、費用が若干かさみました。
また、上海から西の西安へ移動し、その後、南のベトナムへと移動したため、移動費用がたくさんかかりました。
特に行きたい街がない場合は、ある程度ショートカットすることで移動費用を抑えることができます。
僕の場合、上海から西安までの移動は、特に観光の目的などがなく、余計なコストとなってしましました。
以上が中国15日間の旅の旅の費用です。参考になれば幸いです。
