【カンボジア14日間バックパッカー】旅の費用・注意点まとめ

カンボジアではビザで入国可能な1ヶ月間を過ごしました。

1ヶ月のうち、16日間は宿でのお手伝いとして働いていたので費用、滞在日数としてカウントしていません。

カンボジアはベトナムとの国境バベットから入国し、プノンペン、シェムリアップ、プノンペン(2回目)、クラチェ、シェムリアップ(2回目)とバスで移動しました。

宿泊等や移動、観光などは基本的にバックパッカースタイルです。

基本的な旅のスタイル
・安く旅することに特別なこだわりはなし。
・宿はドミトリーまたは比較的安めのホテルです。
・高級レストランには行きません。
・食事のたびに何か飲み物をつけてました。食費は飲み物付きです。
・移動は陸路メイン。基本的にバス、鉄道です。タクシーはあまり使いません。
・嗜好品は飲み物やおやつ、カフェ代などです。お酒はあまり飲みません。
・ビザは1ヶ月有効のビザ(30ドル)を所得しました。

本記事では、カンボジア14日間の旅での費用・注意点についてまとめました。

※カンボジアはドルとカンボジアリエルの両方を使用することができます。一部ドル表記で記載しています。1ドル=110円ほどです。

14日間のカンボジア費用について

14日間合計1日あたりの費用
食費6766円483円
交通費9242円660円
宿泊費
6220円444円
観光費11594円828円
日用品・嗜好品
5275円376円
その他5461円390円
合計44558円3182円

食費:483円/日

カンボジアの食費に関しては、現地の方が行く屋台などの店では1食あたり1.5ドル~3ドルほどで満足して食べることができます。

おしゃれなカフェの料金はコーヒー1杯1ドル〜2ドル。

僕の場合、1日あたり483円、1食あたり161円です。宿での朝食1ドルを利用したり、暑さで食欲が湧かず、昼ごはんを抜いたりしていたので平均金額が少なくなっています。

カンボジアは非常に暑いため、食事のたびになにか飲み物を頼んでしまっていました。ドリンクは缶のコーラが0.75ドルくらいです。ちなみに缶ビールは50円〜100円ほど。

3食がっつり食べる方は1日500~800円くらい見ておいたほうが良いと思います。

チャーハン(1.5ドル)
焼きそば春巻きセット(2ドル)
リンガーハットの皿うどん(4.5ドル)

交通費

バスと乗合バンの使用です。

バス

カンボジアではバスの移動費用が非常に安いです。プノンペンからシェムリアップ行きのバスチケットで700円ほど。点在するバス会社や宿での代理販売でバスのチケットを購入しました。

バスは日本のように綺麗な内装とは言えないですが、汚れなどが気にならなければ特に問題ありません。水はサービスで付いてくることが多いです。

他にも乗った区間の金額を下に記載します。

・プノンペンからシェムリアップ(7時間ほどのバス)で700円ほど。
・クラチェからシェムリアップ(12時間ほど)のバスで1100円ほど。
・シェムリアップからバンコクのバス(10時間ほど)で2800円ほど。

乗り合いバン

プノンペンからクラチェまで行くために乗り合いバンに乗りました。

キツキツの車内

バスで8ドルの金額ですが、乗り合いバンだと5ドルになりました。

しかし、あまりオススメしません。11人乗りのバンに15人くらい詰められるのでギュウギュウでの乗車の上、エアコンがあまり効かず、汗だくになります。

また、お客さんが少ない場合は、集まるまで待つため、時間通りに出発しません。

乗り場は大きいバス乗り場付近。そこで客集めをしています。

小さい街に行く場合は便利な乗り合いバンですが、大きい街での移動はバスを使ったほうが確実かつ無難だと思います。

トゥクトゥク

あまり使いませんでしたが、土地勘がない場所で仕方なく使用することもありました。基本的には高めの金額になってしまうと思います。

カンボジアならGrabというアプリを使用すれば、予め金額がわかっており、トラブルも少ないので安心です。

使わない場合は大体1kmあたり0.75〜1ドルが目安であるようです。

Grab App
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バイクレンタル、自転車レンタル

プノンペンではバイクレンタルをしました。

125ccのオートマのバイクです。

費用は1日レンタルで6ドル〜7ドルほど。

自転車レンタルは2ドルくらいで借りられます。

僕はバイク1日レンタルを2回ほど、自転車レンタルを2回ほど借りたので交通費が高めになっています。

宿泊費:444円/日

カンボジアでは基本的にエクスペディアやagodaを使ったり、直接の宿を探したりして宿に泊まりました。

基本的にドミトリー使用で1日400〜600円ほどで宿泊することができます。

僕はagodaのセールを利用し、1泊300円の宿に泊まったりしました。

ACなしドミトリー

観光費

カンボジアは観光する場所がたくさんあるため、観光費用がかさむ傾向にあります。

代表的なのがアンコールワットの入場料37ドル。

また、その他の遺跡も入場するのに10ドル〜15ドルほどかかります。

また、カンボジア内に点在する遺跡に行くためのトゥクトゥクやバンでの移動費用もこの観光費に含んでいます。

参考例
・トゥールスレン虐殺博物館8ドル
・キリングフィールド6ドル
・アンコールワット入場料37ドル
・プレアビフィア、コーケー遺跡ツアー30ドル(移動費,入場料込み)

嗜好品・日用品

カンボジアは暑く、すぐに喉が乾きます、そのため、カフェに入ったり、飲み物を購入したりと、飲み物代が結構かかってしまう感じです。

あとはス洗濯代や購入した歯磨き粉、南京錠、サンダルなどの費用も含まれます。

その他

主にビザ代金とSIMカードの費用となります。

SIMカードについて

SIMカードについては30日間使用可能で、40GBまで使用可能。

価格は8ドル。空港や主要な街の旅行者が多い街の店で購入するのがオススメです。

SIMカードがあるだけでGrabを使えたり、Googleマップでいつでも自分の居場所が確認できたりと、メリットばかりです。Wi-Fi目当てにわざわざカフェに入る必要も無くなります。

ビザ

カンボジアはビザの必要な国です。

入国ビザは陸路または空路のアライバルビザを所得できます。

価格は1ヶ月ビザで30ドル。

また、陸路のバス入国では賄賂を要求されることがあります。僕はビザ代行申請代として5ドル。ビザ代と合わせて35ドルをバス支払いました。

カンボジアでの旅の注意点

カンボジアの旅での注意点についてまとめました。

田舎だと英語が通じないことがある

カンボジアでは英語ができない方が多い印象でした。

しかし、若い方だと英語を話せる方も結構いました。

しかし、あまり旅行者の訪れない、僕の行ったクラチェなどの地方の街に行くと英語はほとんど通じなくなります。

ぼったくりや犯罪は少ない

極端なぼったくりや犯罪は少ないように感じました。

そもそも極端なぼったくりは1回もされませんでした。

犯罪に巻き込まれそうになったこともなく、安心して旅ができました。カメラも常に出しっ放しでも大丈夫でした。

しかし、ひったくりは多いようなので、注意が必要です。

カンボジア在住の方がプノンペンにてひったくり被害にあうかどうか、いらないセカンドバックで実験してみたようなのですが、すんなりと盗られたようです。

怖いのはひったくられて、手から離さずにバイクで引きずられて怪我をしてしまったりすること。

夜はカバンを斜めがけ、そして前掛けにし、暗い夜道は歩かないほうが無難だと思います。

あとは、トランプ賭博詐欺などの勧誘をされた方もいました。要注意です。

ティッシュペーパーは必須

ティッシュペーパーもしくはトイレットペーパー必須です。カンボジアではトイレに紙を流さず、トイレ個室内に置いてあるゴミ箱にお尻を拭いた紙を入れます。

トイレについてることもあるのですが、ついていないこともあります。

お尻を左手で洗いたくなければ、必ずミニサイズのペーパーは持ち運ぶ必要があります。

歴史を学んでおくと良い旅ができる

カンボジアのアンコールワットなどの遺跡にはたくさんの歴史が詰まっています。

その背景を理解してからいくとより楽しめると思います。

地球の歩き方にもたくさんのページを使用してアンコールワットの情報を記載しているので、それだけでも十分に楽しめるかもしれません。

ポルポト政権の大量虐殺については、トゥールスレン虐殺博物館やキリングフィールドにて音声ガイドをつけることで十分に理解することができます。

逆にポルポト政権については見学してからもっと知りたいと思い、Netflixで「最初に父が殺された」というポルポト政権下のカンボジアの家族を描いた映画を見ました。その他書籍もたくさん出版されています。

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最後に

カンボジアでの旅では食費・宿泊費のみで1日あたり930円ほどの旅となりました。

費用を抑えた旅をしたい方は飲み物代を抑えるために常に水を持ち歩いたほうがいいと思います。暑い国なのでとても喉が渇き、飲み物代がかかります。

以上がカンボジア14日間の旅の旅の費用です。参考になれば幸いです。

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