ハノイと世界遺産チャンアンへ

ベトナム

船で中国入国。その後、陸路でベトナム入国。サパという街からハノイ、そして、ホイアンを目指します。

ハノイに到着

朝3時にハノイ駅に到着。深夜であろうとバスを降ろされます。

夜行バスの車内
ハノイ – Wikipedia

ハノイは、ベトナム社会主義共和国北部に位置する都市で、同国の首都。南部ホーチミン市に次ぐ同国第2の都市であり、政治と文化の都である。紅河の右岸にあり、国内の工業の中心地で、農産物の集散地ともなっている。東南アジア有数の世界都市であり、ホーチミン市がベトナム経済の中心地である反面、ハノイはベトナムの政治・文化の中心地と言われることが多い

ベトナムの都市とは思えない静けさ。今にも誰かが荷物を引ったくっていくかもしれないと、後ろの気配に気を遣いながら、ハノイ駅まで歩きました。

その後、ハノイ駅で少し休み、バイクタクシーでハノイ駅より南に7kmほど進んだところにある、ホイアン行き(ダナン行き)のバスステーションに到着。

ここからまた、夕方頃にハノイ出発、次の日の朝ダナン着の深夜バスに乗るつもりでした。

ところが「昼の1時にならないとバスのチケットを買えないよ」と駅員のお姉さん。

どういうシステムなのかよくわからないまま、眠かったので近くのサークルKのイートインコーナーで爆睡。

起きたら朝の8時。勉強をしているベトナム人の学生たちに囲まれてました。 なんだか生きてるのが恥ずかしくなったので、そそくさと店を出ました。

午後1時まで暇だ…と、ウロウロしているとベトナムの携帯会社を発見。

そのまま750円のSIMカードを契約しました。mobifoneのSIMカード、1日4GB使えてそれが60日間で150000ドン(=750円)。

わざわざWi-Fiを使用するためにカフェに寄ったりするのに比べて、断然安いので即決で購入。 さらばChinamobileSIM。

そして、ネットで情報を探し回ると、ハノイからホーチミンまで行けるオープンバスチケットというものが安く売られてるとの情報が。

途中経過の都市も降りられるので、うまく使えばかなりお得です。

そのバスチケットをベトナムの旅行代理店シン・ツーリストというところで購入。

しかし「ダナン行きのバスの予約は、今日はいっぱいだ。明日ならできる。」と言われ、ハノイに泊まることにしました。

ハノイの日本人宿はっぴーはうす

シンツーリストやハノイ大教会の近くの最高の立地にあるこの宿、結論から言って、最高でした。

19日ぶりの日本人と出会い、テンションがあがりました。

日本人宿なので旅に詳しい方やハノイに詳しい方の情報を存分に頂けました。

あとは、とにかく楽しいの一言。

「美味しいコーヒーヨーグルトがあるから飲みに行こうよ!」とか「ハノイはエッグコーヒーが有名だから飲んでみな〜。」とか。

コーヒーヨーグルト

色んなことを共有、共感できる喜び。

日本では出会うことのない方々との交流。

たくさんの人と話すことで、様々な刺激を受けました。

オープンして数年のこの宿、是非ハノイに行った際は覗いてみてください。きっといい出会いがあると思います。

ちなみにドミトリーで120000ドン(=600円;2019.3時点)で宿泊できました。ちゃんとお湯も出ますし、清潔。そして、日本人のみという安心感があります。

看板
細い建物の間を抜けます
ロビー
トイレ兼シャワールーム
日本の本がたくさん
ドミトリールーム

場所はこちら。

世界遺産チャンアンへ

ハノイから南へ120kmのところにあるニンビン市。その街にある世界遺産チャンアンへ、ハノイから日帰りで行ってきました。

チャンアン – Wikipedia

チャンアンの景観関連遺産は、ベトナムの世界遺産のひとつ。ニンビン省に残る先史時代の岩陰遺跡から古都ホアルーに至る人類活動の痕跡、および紅河デルタ南部に発達したカルスト地形が作り出す自然美などが評価され、東南アジア初の複合遺産(文化遺産,自然遺産)となった

ニンビン駅に到着。片道2時間の電車の費用往復160000ドン(=800円)ほど。硬い木の座席です。

ニンビン駅はとにかく何もないところでした。

ベンチに座り、イケメンのお兄さんと金額交渉。こちらの言い値よりも1割高くなるお兄さん。上手です。

往復タクシーかつボートツアーで440000ドン(=2200円)。交渉成立。

タクシーに乗り込み、ツアーへ

入場口で料金を支払い、船に乗り込みました。4人乗り限定なので、3人で来ているベトナム人の会社の社長さん家族と一緒に乗り込みました。

見事なカルスト地形。飲み込まれそうな大きい岩の洞窟に入っていきます。

世界遺産に登録されているだけあって、自然がそのままの形でゴミひとつなく、残されていました。幻想的な雰囲気です。

ここ、チャンアンは、ベトナムで撮影されたキングコングの舞台にもなりました。来てから気づいたのですが、この映画を見て、ここに行ってみたいと思っていました。

忘れていたのですが、偶然来れてよかった。

キングコングのモノマネで仲良くなった息子さん。生意気にも英語で「写真を撮れ」と可愛いです。

やはり、ベトナムはいろんなところでウェディングドレスを来た新婚さんがいます。

ツアーを終え、タクシーのお兄さんを待ちました。

チケット、タクシーの往復込の合計値段440000ドン(=2200円)。

先にお金の半分の220000ドン(=1100円)を支払いましたが、結局チケットは自分で買えと言われ、200000ドン(=1000円)。

合計で440000ドン(=2200円)のツアーなので、お兄さんにはほとんどのお金420000ドン(=2100円)を支払ってしまいました。

お兄さんは20000ドン(=100円)のために迎えに来るかどうか。たぶんこないだろう、何故先に支払ってしまったのか、と落ち込んでいました。

ところが、お兄さん。迎えに来ました。持ち逃げすればいいものの、きちんと来てくれたのです。

このとき、ベトナム人はお互い満足の値段交渉をして、お金を払えば、仕事をきっちりしてくれるのかな、と思いました。

そんな良い人ばかりじゃないかもしれないですが、予想を裏切られ、ベトナム人のお兄さんが、迎えに来てくれたことがとても嬉しく感じました。 「来てくれないと思ったよ、逃げてもわからないじゃん」と言うと苦笑い。

ありがとうを言い、熱い握手を交わしたあと、ハノイ行きの帰りの鉄道の時間まで駅の正面の屋台かつレストランで一休み。

ここのフライバナナサンドが絶品。感動のあまり、おばちゃんにうますぎるぞこれ!と。

おばちゃん、嬉しそうでした。いや、こんなうまいものを作ってもらったこっちが嬉しいです。

ちなみに帰りのタクシーを待っているときにバイクタクシーのおっちゃんと戯れていたのですが、値段交渉が片道70000ドン(=350円)まで下がりました。

つまり値切れば、ボートツアーの料金200000ドン(=1000円)と往復バイクタクシーで340000ドン(=1700円)で、ニンビン駅から行けると思います。

ハノイ散策

1日しかいることのできないハノイ。

日本人宿で出会った方に教えてもらい、たくさんのおすすめのお店に連れて行ってもらいました。

デザート好きにはたまらない、チェー。

キャッサバから作られるタピオカが美味しく、スイーツ好きの僕としては満点近い数字を叩き出しました。

チェー – Wikipedia

チェー(Chè)は、ベトナムの伝統的な甘味飲料、デザートである。リョクトウ、ササゲ、キドニービーン、タピオカ、ゼリーやリュウガン、マンゴー、ドリアン、ライチ、パラミツ等の果物等から様々な種類のチェーが作られる。ベトナム南部では、ココナッツクリームが飾られることが多い。

チェー

そして、ハノイ名物、エッグコーヒー。

一説では乳製品が不足した際に代用品として、卵が使われたことから始まった、エッグコーヒー。

卵黄が甘いので、コーヒーの渋み酸味と混ざり、良い感じとなりますが、ぼくは、普通のコーヒーがあるなら普通のコーヒーを飲みます。

エッグコーヒー – Wikipedia

エッグ・コーヒーはロブスタ種のコーヒーに卵黄、砂糖、加糖練乳を混ぜて飲まれるベトナムの伝統的な飲料。エッグ・コーヒーは溶いた卵黄に砂糖とコーヒーで作られ、そしてカップの半分ほどコーヒーを注いだ後、卵黄を温めて溶いた同量のエッグクリームを注ぐ。

エッグ・コーヒーはハノイのカフェで提供されており、1950年から定番となっている。エッグ・コーヒーで有名なGiang Caféは鶏卵黄、コーヒーパウダー、加糖練乳で作り、トッピングとしてチーズを加える。温度を保つため、温水を入れたボールの中にカップを入れて提供する。カフェの創業者の息子は彼の父はベトナムで牛乳が不足した際に、乳製品の代用品として卵黄を使用したことからエッグ・コーヒーのレシピを考案したと主張している

エッグコーヒー

日本にいる、ハノイ出身のベトナム人の友達が数名いるのですが、彼らがこの土地で生活をしていたというのが、なにか不思議な感じです。

この街のこの道路を歩いたり、バイクでかっ飛ばしたりしていたのかな、と。 通り過ぎるベトナム人の方の顔を、その友達の顔に置き換えてみたりして、想像していました。

ハノイでは、本で読んだようなアオザイを着た、自転車を漕いでいる美女は居らず、パーカーを着てHONDAのバイクをかっ飛ばしてる美女が多いです。

なんだかそのギャップがたまらなくて、思わず目で追ってしまう街、ハノイ。 もっと滞在すれば、街の良さがどんどんと分かってくる気がしました。

ただしビザの有効期限がのこり10日。

友達のいる南の町、カントーに行くには急がなければなりません。

正直、急ぐ旅はしたくないけれども、どんどんと進むしかありません。

ビザをとってあとでゆっくり来たいハノイ。

3月12日の夜、ハノイを去り、ホイアンを目指しました。

疑ってすまないという気持ちからか、この痩せたインドネシア人がとてもいとおしく思えてきた。すると、インドネシアという国に急に親近感を覚えた。自然の美しさや遺産よりも、僕の心を惹きつけるのは、つまりそこに住む人たちだ。人を好きになって国を好きになる。旅とはそういうものなのかもしれない。

– 黒川博信「バックパッカーは東南アジアを目指す」
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