中国、ベトナム、カンボジア、タイを抜け、タイとミャンマーの国境メーソートからミャンマーへ入国しました。
そして、タイとミャンマーの国境の町ミャワディーからモーラミャイン、ヤンゴン、バガンに滞在後、インレー湖へのトレッキングで有名な町、カローへと移動しました。

(2019.5.10~2019.5.12)
カローに到着
夜行バスでカローに夜中2時に到着。標高が1300メートルあるためか、震えるほど寒い。
とりあえず客引きと交渉し、バイクタクシーで宿へ。
バイクタクシーの後ろに乗っていると、猛スピードで迫ってくる影が…。野犬です。
犬があのスピードで走れるんだと恐怖を感じました。なんとかギリギリのところで犬が諦め、引き離し成功。
安心して空を見上げると、たくさんの星が…。静かな町に来たんだなと実感した瞬間でした。
宿に到着し、24時間チェックイン可能なのに寝てしまっている受付を起こし、チェックイン。
トレッキングメンバー探し
1300メートルある標高で涼しいためか、暑さを感じず、散歩するのも快適なのですが、カローの町並みは特に特色がありません。イギリス統治時代には避暑地として親しまれていたようです。
カローは、ミャンマー東部シャン州のタウンジー区にある町である。標高が高いため涼しく、イギリス植民地時代に避暑地として人気が出た。現在は、周辺地区へのトレッキングやハイキングの拠点として、欧米からの旅行者を中心に人気が増加傾向である。
カローの町並みは散歩する限り、特色がありません。変わっていることといえば、トレッキング用品のお店があることとか、ツアー会社が多いこととかくらいです。


僕がこの町に来た理由はインレー湖へのトレッキングツアーへの参加。
カローからインレー湖へのツアーは1泊2日か2泊3日のどちらかのツアーがあります。
僕は体力に自信がなかったため、1泊2日をチョイス。
そのため、カローの街の中心部にある、たくさんあるトレッキングツアー会社を訪れ、ツアーがないかどうか聞くと、オフシーズンだからないとのこと。
1人だと結構高くなってしまう…。と半分諦めモードでしたが、とぼとぼ宿に帰っている最中にいた、スペイン人に声をかけてみたところ、そのスペイン人もトレッキングメンバーを探しているとのこと。
意気投合し、お互いにそれぞれ他のメンバーを探そうとのことで、お別れし、結局そのスペイン人がメンバーがたくさん集まっているツアー会社を発見し、メンバーを探すことなく、終了。
次の日からインレー湖へトレッキングへ行くことにしました。
トレッキング1日目
朝、ツアー会社の前に集合。
どこにそんな外国人がいたの?という感じで次々とくる外国人。ほぼ9割以上欧米人ですが…。
昨日メンバーを探していたのに、こんなにいたとは…という感じです。
30人くらい集まったところで目的地と日程ごとにグループ分け。
僕のグループは欧米人8人の中国人1人、の10人グループ。
昨日一緒に申し込んだスペイン人も一緒。
車に乗り込み、トレッキングをスタートする町へ車で30分ほど移動。

そこからトレッキング開始です。

ガイドの女の子に連れられ、ぞろぞろと歩く10人。

英語での会話ですが、アメリカ人の話すとても速いアメリカ英語についていけず。英語だけでなく、歩くスピードも速い。やはり、足が長い分、速いのだと思います。
アメリカ人男3人衆はムードメーカーのようになり、フランス人の綺麗なお姉さんを口説こうと景色も見ずにナンパに必死です。
昨日友達になったスペイン人の男性、エイドリアンは他のテンション高めの欧米人とは異なり、静かにゆっくりウォーキングを楽しむ感じ。

僕もエイドリアンと同じような楽しみ方をしたかったので、中国人の好青年とエイドリアンの3人でゆっくり話をしながら歩くことにしました。
歩き始めるとカローの町並みと異なり、竹で作った家が頻繁に見られるようになります。

まずは村を抜け、なだらかな坂道を歩きます。

次第に畑が見渡せるようになってきます。






このような景色が続きます。

とある村に到着後、昼食。焼きそばです。とても美味しい。



昼食後、再び出発。この辺から結構歩くのに飽き飽きしてきます。



再び村のような場所を抜け、川に到着。ここで30分ほど休憩します。ここで欧米人達は水着になって大騒ぎしていました。僕は水着を持っていなかったため、残念ながら水際でぼーっと眺めることに。




ずっとこのような景色の中を歩き続けます。







泊まる宿はここ。宿ではなく寺です。

寝る場所はマットレスの上に雑魚寝です。毛布もついているので寒くても大丈夫ですが、苦手な方は辛いかもしれません。

寝て、早朝起きると朝日が綺麗でした。

朝食を食べ、そのままトレッキング開始。





景色があまり変わらないので歩くことに疲れてきました。
ただ、見慣れてしまうだけで景色はとても良いです。
そこから景色が一変し、岩のゴツゴツした道を抜け、インレー湖周辺の田園地帯に到着しました。



ここで昼食を食べ、ボートでインレー湖を渡り、トレッキング終了。





トレッキングについて
今回の僕のトレッキングツアーは1泊2日で1人30000チャット(約2000円)で宿代、全ての食事代込み、ガイド込みの価格です。
ツアー会社によっては40000チャット〜60000チャットする場合もあるようです。
ミャンマーの村の生活を垣間見ることができ、かつ、たくさんの綺麗な景色をみることができる、そして、インレー湖をボートで北上することもできます。
トータルで考えるととんでもなく安いツアーでした。
ミャンマーで時間のある旅をなさっている方にはとてもオススメのトレッキングです。
ニャウンシェへ
ボートでインレー湖を北上し、ニャウンシェの町に到着しました。
ニャウンシェの町はインレー湖へのツアーが有名な町。
この町でインレー湖をじっくりと周ることにしました。

(2019.5.10~2019.5.12)