河イルカの街クラチェへ

中国、ベトナムを経てカンボジアに入国。プノンペン、そしてシェムリアップで過ごし、ラオスへ入国予定。

ラオスへ入国する前にクラチェという街に行くことにしました。

シェムリアップを出発

6日間滞在したシェムリアップを出発。

カンボジア・プノンペンから北東100kmほどのところに位置するクラチェという街を経由してラオスへ陸路入国する予定でした。

まずシェムリアップからプノンペンへ。プノンペンでは1日過ごしました。

そして、次の日の昼から乗合いバン(5ドル)でクラチェへ。

このバンが14人乗せてのつめつめ状態。クーラーも弱く、辛い4時間移動でした。

直接シェムリアップからクラチェに行くバスもあったようですが、知らなかったので無駄足を踏んでしまいました。

クラチェに到着

クラチェに夕方ごろに到着。

乗合バンの料金に関して運転手の言う金額と自分の聞いた金額の相違があり、若干もめました。言い合いするのは体力も使うし、お互いに気持ちよくないし、散々でした。

宿を探し、チェックイン。まさかの2ドル。

蚊帳ありファンのみのドミトリー。

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のんびりとした町クラチェ

クラチェの街を自転車を借りて散策しました。

クラチェ – クロマーマガジンHP

プノンペンより北東部、シェムリアップより南東部に位置する小さな街でメコン川に面している。
人口の多くは第一次産業に従事しており、漁業と農業が重要な収入源である。
観光はメコン川に生息する河イルカが有名で、西洋系NGOがメコン川をベースとしたエコツーリズム開発を進めている。

クラチェは河イルカが有名な町。街というより町といった感じの、小さい小規模の観光客が少なめの町です。歩いて簡単に町の中心部は周れます。

河イルカのツアーもあったのですが、なんだか気が進まず、散策とラオスに入国するための下調べや休憩として、この町を楽しむことにしました。

自転車で町を走っていると、観光客が少ないためか、ジロジロと見られ、こちらが見ると目をそらす、といった感じです。でも、ハローと挨拶をするとみんなニコッとしてくれます。

子供達はハローと自分たちから言ってきます。

カンボジア特有の高床式の家が多く、牛も多く見られました。

メコン川が流れており、そののんびりとした川沿いでサンセットを見るのが至福でした。

ホテルが市場の前にあり、ベランダからその風景を見下ろすことができます。

夕方になるとメコン川の向こう岸に沈むサンセットが見られます。あいにく雲で見られませんでしたが、夕方のメコン川沿いのゆるやかに時間が流れる感じが良い。

朝6時から賑わい始める市場。それが夕方になると次第に店が畳まれ始め、

夜になるとひっそりと静まり返り、ゴーストタウンのような静けさ。

そのギャップが楽しく、夜のクラチェの街を夢中で撮っていました。

やはり、野犬らしい犬や怪しい薬売りの浮浪者もいました。

ラオスではなくタイへ

クラチェで次の国、ラオスの情報を調べていると、ラオスのビザなし有効期限が15日であるとのこと。

ラオスの南側のパクセーという街に入ると、北部の首都に行くには再びバスを乗って長時間移動しなければなりません。さらに15日間のビザの期限付き。

そこでベトナムでのビザなし15日間での慌ただしい縦断生活を思い出し、なんだか嫌気がさしてきました。

もっとゆっくりしたい。

ということでカンボジアでゆっくりできた場所を思い返すと出てきたのが、カンボジアのシェムリアップ。日本人宿のシティプレミアムゲストハウス。

シェムリアップからならタイに入国し、北上してラオス北部にも入国できます。

よし、シェムリアップに再び行こうとバスを予約。

バス乗り換えを含め、12時間のバス移動でクラチェからシェムリアップへ。

シェムリアップのシティプレミアムゲストハウスに着くと、宿のお手伝いをしていいとのこと。

お手伝いといっても夕方の4時から夜までのお手伝い。

のんびりと夕方まで過ごせます。

いままでビザの期間に追われ、中国とベトナムを旅してきたので、カンボジアでゆっくりするためにもお手伝いをさせてもらうことにしました。

(2019 3.31~2019.4.2)

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