新鑑真号で大阪湾から上海に向かう

中国

世界放浪1日目。早朝から大阪湾に向かい、新鑑真号に乗りました。上海に向かう船の上で過ごした3日間の記録です。

大阪港から上海へ

1日目

朝4時に起床し、徳島県から大阪に向かうバスに乗り込みました。

大阪湾に着き、フェリー乗り場を探して歩き回りました。 そして、乗船場受付にて手続きを済まし、乗船。飛行機と似ています。

受付

久しぶりの出国検査を心配していましたが、何も確認する様子もなく、スタンプを押すだけで終了。顔も見ていないのではないかと思うくらいにあっけない出国でした。

新鑑真号に乗り込むと、添乗員の中国人のお姉さんが部屋まで案内をしてくれました。

日本と比べて雑にパスポートを受け取り、笑顔はなし。この雑さが中国を感じさせられました。 肩の力を抜いた感じで手をプラプラさせながらめんどくさそうに仕事をする中国人。 昔行った香港を思い出しました。

僕の予約した部屋は片道2万円の2等室。二段ベッドが4つある8人の部屋。部屋に入ると自分を含め4人いました。部屋の過密度50%です。

中国人2人にスリランカ人1人。

その中のスリランカ人とウルムチ出身の中国人とよく話しました。

久しぶりの外国人と話すことに戸惑いそうでしたが、仲良くなれました。良い3日間になりそうだとホッとした瞬間でした。

救命道具の使い方講習

船のデッキに出ました。残念ながら雨。波浪注意報も出てるくらいの強風と、雨でした。

昼ごはん。ナズナと豚肉のワンタン。500円です。

それから長いこと船内を歩き回ったり、みんなで話したり、1時間100円の卓球をしたりと、長い1日目が終了しました。

中央階段
食堂
シャワールーム兼洗濯室
ちょっと汚めのシャワールーム
しまなみ海道

夜、船の甲板に出ました。雨はやみ、船と交わる波の音が聞こえました。船のモーターの低音も。

遠くで街の光が見えました。下関の街の光でした。

まだまだ旅に出た実感は湧きませんでした。

365回は来るであろう、1回目のそんな夜でした。

2日目

朝から調子が悪かったです。胃の入口と出口が逆になっているような、左脳と右脳が入れ替わったような、気持ちが悪い感じ。

車酔いをしないタイプなので大丈夫だと、たかをくくっていましたが、船が波に当たり、縦に揺れるたびに気分がどんよりとしました。

どうやらスリランカ人も中国人も酔っていました。船酔いは人種を問わないようです。

朝ごはんを食べようにも吐き気がし、なかなか口に進みませんでした。

半分ほど食べ、残しました。

部屋に戻ると部屋に4人もいるせいか、生ぬるい部屋の空気。船の甲板に出て、風の当たらない端の部分を見つけ、30分ほど休みました。

晴れており、朝日が綺麗でした。

なんとか吐き気がおさまり、楽になりました。

船は遅い。速度は40kmほど。 つまり、原付バイクで中国に向かっているのと一緒です。

昼ごはんを食べました。 800円のとんかつ定食。

美味しくないとんかつ定食

安いトンカツ弁当をそのまま移したような味。船クオリティーです。

昼からやることがなく、本を読みましたが、酔いが心配であまり進まず。 結局夕食まで寝ました。

昼間は快晴で地平線が見えた

寝たら体調が戻り、夕食を食べ、昨日と同じように卓球や読書をしました。卓球は土台が揺れるので普通の卓球よりも面白かったです。

夕食の麻婆豆腐は絶品でした。ご飯にタレをかければ何杯でも食べられるような、美味しさ。

そして、日本人の建築科の大学生と話しました。やはり聞きたいのは、なんでこんな非効率な船に乗ったのかという話題。 僕と同じく乗ってみたかったからとのこと。

それからこれからの旅の予定を話しました。大学生の方は予め予定を詳しくたてているようです。

僕は予定がありませんでした。そこで、とにかく上海に着いて、ひと息したら南京、そして西安を目指そうと決めました。

夜の甲板は怖い

2日目があっという間に終わりました。

3日目

船が上海に着く日です。

朝ごはんの放送で目を覚ましました。 風邪をひきました。同室の人が風邪をひいていたため、うつったのかもしれません。

朝ごはんを食べ、船の甲板へ。 もうすでに上海に到着しており、船の降り場までゆっくりと進んでいました。

中国の港町が見えました。

そして、上海の中心部が見えました。遠くから見ているからなのか、噂に聞いているほど巨大ではありませんでした。

船を降り、バスで入国検査場へ。

下船を待つ人々

入国検査では、指紋認証を行いました。

一人だけ別の場所へ連れて行かれました。 中国人の犯罪者と同じ顔をしていたようです。3分ほど拘束されたあとパスポートを返してくれました。

入国の許可がおり、外へ。

上海に到着しました。

あとがき

新鑑真号は安いゲストハウスに耐えられる方なら、快適に過ごせるはずです。

でも、船酔いの薬は必須です。車酔いしない方でも必ず持っていったほうがいいと思います。 僕は車酔いを全くしないので、余裕だと思っていましたが、普通に船酔いになってしまいました。

実はあまり知られていないようですが、船の案内カウンターにて船酔いの薬は無料でくれます。 キャンディーのように山積みにしてあります。

あと、天気は非常に重要です。晴れていれば景色がよく、最高の船旅になるけれど、雨の場合は甲板には出られないし、景色も良くありません。

日程に余裕のある方は天気予報で、乗船日を調整しても良いかもしれません。

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