中国、ベトナムを抜け、カンボジアに入国。
プノンペンからシェムリアップに行き、再びプノンペンに戻り、北上してクラチェに滞在。そして再びシェムリアップへ。

シェムリアップの日本人宿シティプレミアムゲストハウスにて宿のお手伝いを2週間しながら、シェムリアップを楽しむことにしました。
そこでソンクラーンの水かけ祭りにも参加し、楽しいシェムリアップの滞在となりました。
カンボジアのソンクラーン
カンボジアに来るまで知らなかったのですが、カンボジアでもタイと同じように旧正月(ソンクラーン)があり、水かけ祭りが行われるようです。
ソンクラーンとはタイにおける旧正月のことであり、チャントラカティ(タイの旧暦)の新年である。現在、政府によって4月13日から15日に固定されており、祝日になっている。また、ソンクラーンの前後約10日間はテーサカーン・ソンクラーン(ソンクラーン期間)と呼ばれ、休日ではないが祭典が行われることがある。
もともとは、純粋に新年のお祝いであり、家族が一堂に集って共同で仏像のお清めを行ったり、年輩の家族のお清めを行う期間であったが、後に単なる水の掛け合いに発展したため、現在では新年と言うよりも祭りという色彩が強い。このため日本では(タイの)水掛け祭りという言い方もする事がある。
なお、同じ趣旨の祭日がミャンマー スリランカ カンボジア やラオスにも存在する。
カンボジアのシェムリアップの中心部で行われるソンクラーンの水かけ祭りはパブストリートとロイヤルカーデンの2箇所がメイン。

この2箇所がメインであるようですが、この2箇所以外の街中でも当たり前のように水をかけられてしまいます。
道路には車に乗った鉄砲を構えているカンボジア人。




このあと水をかけられたのは言うまでもありません。
正直こういうお祭りって少し苦手なのですが、水をかけられるということが、意外とめちゃくちゃ楽しかったので、盛り上がっているこの2箇所のところ、両方に行ってみました。
パブストリートの水かけ祭り
まずパブストリート周辺。
ここではカンボジア人6割、欧米人3割、韓国人や中国人が1割。といった感じの人だかりです。
カンボジアでは、アンコールワットが新年のお参りベストスポットらしく、プノンペンから一斉にたくさんのカンボジア人がシェムリアップに来ます。
僕が働いていた日本人宿シティプレミアムゲストハウスでもカンボジア人がたくさん宿泊し、満室でした。
パブストリートのメイン通りでは、ガンガンと音楽がかかり、たくさんの人だかりで100メートルの通りを通り抜けるだけでも数十分かかるほど。
ジップロックに携帯と財布を入れていたのですが、写真を取るために携帯を取り出すのが怖いほど、どこからか水が飛んできます。
スリも多いらしく、毎年宿に泊まっている日本人の人が何かを失くしてしまうらしい…。
写真を撮ることができなかったので先日”旅人応援キャンペーン”としてポーチをプレゼントしてくださったSuiJoh(伝統的な万能布クロマーを取り入れたカンボジア初のアパレルブランド)の額田さんのツイートを引用します。
え!水かけ出来ないくらいの大混雑。9:30PM頃。#パブストリート#pubstreet#シェムリアップ#siemreap pic.twitter.com/AOS1JquiDB
— Nukata@シェムリアップ🇰🇭 (@RyujiNukata) 2019年4月14日
まさしくこの動画こそ、パブストリートの様子、そのままです。
ロイヤルガーデンの水かけ祭り
次にロイヤルガーデンの水かけ祭り。
ここにはお昼頃から見に行ってきました。


パブストリートが夜に激化するのに比べ、ここでは昼頃盛り上がっています。
もっとも暑い4月のカンボジアの昼間の水かけ祭りは、気持ちが良いです。
イベント会場のように水をかけるための場所とご飯を食べる場所、そして、和やかにお祝いをする場所に分かれています。

水をかけあっている場所はカオス。

爆音の音楽、そして上から降り注ぐ水にみんな身を委ねています。








子供達も水鉄砲を振り回し、攻撃体制です。




もっとも激しかった戦闘シーン。

銃弾補充基地。


鉄砲が壊れても新規の武器をすぐに手に入れることができます。

カメラがなければ参加したかったイベント、水上押し合いへし合いボクシング。



タイの水かけ祭りを避けて、滞在していたカンボジアのシェムリアップ。
タイのバンコクの水かけ祭りを経験した人によると、バンコクよりも激しいという声も。
有名なのはやはりタイですが、カンボジアのシェムリアップで水かけ祭りに参加できてよかった。
いろんな寺院を訪問
シェムリアップはアンコールワットが有名ですが、その他たくさんの仏教寺院があります。
自転車でシェムリアップを散歩しながら、それらの寺院に立ち寄らせてもらいました。





寺院ごとに装飾が異なっています。こんなにたくさんの寺院があるということはそれだけお坊さんがいるということなんでしょうか。
それにしてもそれぞれの寺院の装飾が素晴らしく、感動しました。もっとも感動したのは仏陀の一生を描いた彫刻の壁面で覆われた寺院。


これからの旅において仏陀についてもっと知りたいなと感じた瞬間でした。
これからの旅
これから、バスでタイのバンコクに行きます。

そして、バンコクからラオスに入国しようと思ったのですが、ミャンマーの雨季が5月下旬から始まってしまうとのこと。
ミャンマーの雨季は日本と同じように一日中雨がしとしとと降り注ぐ感じのようです。
道路が冠水すると観光どころではなくなり、旅もしづらくなるとのこと。
その前にミャンマーに行っておこうと思い、バンコクを経由後、ミャンマーに入国予定。
旅の予定はほんとにわからない。だから面白い。